2/16/2020

サーキット走行規則

過去に外国の方に、「日本人ってレースゲームでオンライン対戦すると、めっちゃ突っ込んで来るよな。」と言われた事があり、多分ルールを知らないだけなんだ。教えてあげなよ。と答えた事を思い出したので、クリーンなレースをするための最低限これらだけは守って欲しいという国際ルール規則をご紹介。

モータースポーツ。そう、これもスポーツなんです。他のスポーツ同様ルールがあるんです。
特にアセコルはペナルティがかなりゆるいので、ルールを守らないとレースにならないんですよね。
今後レースや走行会を開催するにあたって、みんなが楽しめるように基本的なルールは知っておいて欲しいんです。

国際モータースポーツ競技規則 付則L項
第4章 サーキットにおけるドライブ行為の規律
第2条 追い越し、車両のコントロールと走路の範囲より抜粋
『c) ドライバーは常に走路を使用しなければならない。
疑義を避けるため、走路端部を定めている白線は走路の一部と見なされるが、
縁石は走路の一部とはみなされない。
理由のいかんにかかわらず車両が走路を退去した場合、
下記2.d)を侵さずにドライバーは再び合流することができる。
しかしながら、その再合流は、それを行うことが安全であり、その実施によって優位に立つことがない場合にのみ実施できる
走路に車両の一部分も接触していない状態であれば、
ドライバーは走路を退去したものと判断される。

b) 追い越しは、その瞬間の可能性に応じて、
左右のいずれの側でも実施することができる。
ドライバーは正当な理由なく故意に走路を外れてはならない。
順位を守るために2回以上進行方向を変更することは認められない
 順位を守るためにラインを外れたドライバーがレーシングラインに戻った場合には、
コーナーに接近する際に走路の端部と自身の車両の間に少なくとも車両1台分の幅をあけること。
ただし、順位を守るための2回以上の進路変更、走路端を越え故意に車両を寄せること、
その他の異常な進路変更を伴うような、他のドライバーを妨害するような行為は厳重に禁止される。』

つまりは・・・

1、走路外走行の禁止(トラックリミット違反)
走路外を走る事は原則禁止されているというもの。
走路外走行によってタイム短縮につながったり、順位の入れ替えがあったりして有利になった場合ペナルティとなります。
これはアセコル側でスローダウンペナルティが課せられるので、理解しやすくて問題ないですね。

2、オーバーラン時の復帰規則
走路を外れた車両が復帰するときは、後続車の走行を妨げてはならないというもの
強引に戻って後続車が追突したり、進路妨害によりブレーキを踏ませたりするとペナルティとなります。

3、進路変更禁則事項
追い越されそうな車両が順位を守るために進路を変更するのは、1回のみ認められる
2回以上進路変更した場合はペナルティとなる。
これはアセコル側では判断してくれません。

4、コース外に追い出すような幅寄せの禁止
相手をコース外に押し出すような幅寄せは禁止されています
走行にあたっては、相手の走行ライン(車両1台分)を確保しなければならないというもの。
後方イン側から入って外に押し出そうとしたり、走行ラインを妨害する行為等はペナルティとなります。
コーナー進入前に後続車両が車体半分程入っていれば、相手もイン側に押し出そうとしたらペナルティとなります。
これもアセコルでは判断してくれません。

という事で、今回の記事は最低限知っておきたいモータースポーツゲームのルールのご紹介でした!

0 件のコメント:

コメントを投稿